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『東京卍リベンジャーズ』のレビュー|新感覚ヤンキーSF漫画

作品レビュー

『東京卍リベンジャーズ』のレビュー|新感覚ヤンキーSF漫画

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『東京卍リベンジャーズ』は、『新宿スワン』でおなじみ和久井健が作者です。2017年3月から週刊少年マガジンにて掲載開始し、2021年には実写映画化され、アニメ放送もスタートしています。

実写版『東京卍リベンジャーズ』では、有名俳優が起用され、話題となったため、その名前を聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか。

そんな『東京卍リベンジャーズ』は一言でいうと、新感覚ヤンキーSF漫画です。

この記事を読めば、そんな『東京卍リベンジャーズ』の魅力や、どのようなマンガかを知ることができるとともに、あなたが読むべきか、という判断材料になることをお約束します。

 

東京卍リベンジャーズのあらすじ

2017年、26歳のダメフリーター、主人公花垣武道(はながきたけみち)は、ある日、中学時代の彼女だった橘日向(たちばなひなみ)とその弟の直人(なおと)が、暴走族東京卍會の抗争に巻き込まれて死亡した事実を知ります。ショックを引きずっていたその翌日、武道は、バイト帰りに何者かに駅のホームに突き落とされます。

死を覚悟した瞬間、何故か12年前の2005年にタイムリープ。そのタイムリープをきっかけに、橘日向の死という未来を変えることを決意します。原因となった東京卍會の抗争を防ぐべく、タイムリープを繰り返しながら運命に抗っていくストーリーです。

 

ここが『東京卍リベンジャーズ』の面白さ‼異色の組み合わせと一味違うタイムリープもの

『東京卍リベンジャーズ』ならでは異色の組み合わせ

ヤンキー不良もの×タイムリープものが掛合わさった今までにないジャンルの作品です。

タイムリープというと、SFサスペンス系に振り切ったものが多いですが、『東京卍リベンジャーズ』はそれらの要素に加え、ヤンキー不良ものならではの『男臭い熱い』部分があります。

クールでシリアスなイメージがあるSFサスペンスと、その対極とも言える、『男臭い熱さ』との絶妙なバランスが『東京卍リベンジャーズ』にしかない面白さといえます。

 

今までのタイムリープものとひと味違う

従来のタイムリープものは、一旦過去にタイムリープした場合、そう簡単に現在に戻ることはありません。しかし、『東京卍リベンジャーズ』は違います。日向の弟、直人と握手をする度、過去と現在行き来することができるという設定です。

また現在、過去それぞれで過ごした時間だけ、過去、現在それぞれの時間も同時に進んでいきます。例えば、過去にタイムリープして1日過ごした後に、現在に戻ると、現在の時間も1日経過しているといった具合です。

武道が過去に戻り、過去を変えるたびに、現在も少しずつ変わっていきます。思ってみないことが次々と変わっていくため、先が読めないワクワクした展開が次々と起こります。そんな『東京卍リベンジャーズ』は、今までのヤンキー不良漫画にはない、新感覚ヤンキーSF漫画といっても過言ではありません。

 

このマンガが好きな人は絶対に『東京卍リベンジャーズ』を観たほうがいい

ヤンキー不良、タイムリープ、SFサスペンスもののマンガが好きな方は、ぜひ見て欲しいです‼

具体的なマンガの名前を挙げると『テセウスの船』『僕だけがいない街』『新宿スワン』などが好きな人に特にオススメです。

 

最低でもここまでは観てほしい。面白いかは〇巻までみて判断

面白いかの判断は、最低でも1巻読んでから‼

序盤からインパクトが強い作品なので、1巻読めばその魅力が十分に感じることができます。

逆を1巻読んであまり響かなかった人は、それ以降も面白く感じないと思います。

 

まとめ

  • 『東京卍リベンジャーズ』は、今までにない新感覚ヤンキーSFといったジャンル。
  • 『異色の組み合わせ』と『ひと味違うタイムリープもの』というのが、面白さの秘密。
  • 『テセウスの船』『僕だけがいない街』『新宿スワン』が好きな人に特にオススメ。
  • 面白いかの判断は、最低でも1巻読んでから。



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