『BLUE GIANT』の続編『BLUE GIANT SUPREME』完結11巻と『BLUE GIANT EXPLORER』第1巻の2冊が、2020年10月30日に同時に発売されました。
各シリーズ合わせると全20巻。忘れてしまっている部分もあるのではないでしょうか。そこで、この機会に『BLUE GIANT』の歴史とストーリーを振り返って行こうと思います。
この記事を読み終わった頃には、詳しく内容を思い出せること間違いなし。完結11巻と新シリーズ1巻が、より楽しめるようになることをお約束します。
『BLUE GIANT』各シリーズの歴史とあらすじを振り返る
『BLUE GIANT』のストーリー
学生時代の主人公
中学生である主人公の宮本大(みやもと だい)は、ジャズの生演奏に心動かされ、サックスを始めます。初ライブで挫折するも、師と呼べる存在と出会い、成長。文化祭では、圧巻のステージを見せます。
上京後の成長
高校卒業後にはジャズのために上京。高校の同級生である玉田俊二(ドラム)、天才ピアニスト沢辺雪祈とともにバンドを結成します。成長を続け、憧れのステージSo Blueでライブが決定。しかし、ライブ当日、雪祈が大事故に逢います。
重大な決断
その後も復帰の目処が立たない雪祈の状況を見て、大はここで止まってはダメだと感じ、さらなる成長のためにヨーロッパへ向かうことを決意します。
- 『BLUE GIANT(ブルージャイアント)』
- 連載:2013年5月~2016年8月(約3年4ヶ月)
- 単行本:全10巻
『BLUE GIANT SUPREME』のストーリー
海外で1からスタート
海外では全くの無名の大。まずはバンドメンバーを探します。出会ったのがベースのハンナ、ピアノのブルーノ 、ドラムのラファエルでした。個性溢れるメンバーのため、一時は苦労するも「NUMBER FIVE」を結成。
バンドの成長と、大の一時帰国
地道なライブ活動の甲斐もあり、実力を評価させるようになります。そんな中、大は父親が倒れたため一時帰国。残されたメンバーはあらためて大の凄さを感じ、バンド名も「Dai Miyamoto NUMBER FIVE」に変更することになります。
初のレコーディングにロックフェスへの参加
結果を残し続け、初のレコーディングに加え、ロックフェスに参加。ロックファンの中でジャズが軽視されている中、ジャズの魅力を伝えることに成功します。大の成長は凄まじく、気がつけばバンドに収まりきれないほどの存在になっていました。
- 『BLUE GIANT SUPREME(ブルージャイアントシュプリーム)』
- 連載:2016年9月~2020年4月(約3年8ヶ月)
- 単行本:全11巻
ここまで振り返って、曖昧だった部分も思い出せたのではないでしょうか。11巻とこれから始まるアメリカ編とともに、心を揺さぶるストーリーを期待したいですね。これからも一緒に『BLUE GIANT』、大の歩みを応援していきましょう。